管理人の前田はるかです。
読者様はトケマッチと言う、時計の貸出しサービスはご存知でしょうか?
最近このトケマッチと言うサービスがポンジ・スキーム詐欺だと言う事が判明して話題となっているのです。
今回そのトケマッチの仕組みから、その被害状況についてまとめたいと思います。
トケマッチ 概要
まずはトケマッチのサービスの内容と、問題について簡単に触れたいと思います。
トケマッチとは?
トケマッチは高級腕時計を定額でレンタルができるサービスです。
仕組みとしてはレンタルをしたいユーザーと、腕時計を貸出ししたいユーザーがそれぞれ居まして、トケマッチを通して貸し借りを行います。
高級腕時計を貸出ししているユーザーに足してはトケマッチからレンタル料の半分が受け取れます。
とまぁ、高級腕時計を破格の値段でレンタルできる、腕時計を貸出しをしているユーザーに対しても報酬が入ると、WIN-WINのサービスと言えますね!
しかし、今高級腕時計を貸出ししているユーザーにいつまで経っても腕時計が返ってこないトラブルが発生しているのです!
トケマッチの事件の詳細
では、トケマッチの事件のニュースの詳細を見ていきたいと思います。
高級腕時計のシェアリングサービス「トケマッチ」が今年1月にサービスを突然終了した問題で、警視庁が運営会社「ネオリバース」(大阪市)代表の福原敬済容疑者(42)について、顧客の腕時計を着服した業務上横領容疑で逮捕状を取ったことがわかった。福原容疑者は1月下旬に海外に出国しており、警視庁は、警察庁を通じて国際刑事警察機構(ICPO)に国際手配を要請する。
警視庁幹部によると、福原容疑者は昨年12月頃、都内在住の男性から高級腕時計「ロレックス」1本を預かり、今年1月頃、大阪府内の古物商で65万円で売却した疑いが持たれている。
ネオ社のホームページによると、トケマッチは高級腕時計を所有者から預かり、借りたい人へ貸し出すサービスで、2021年1月に始まった。所有者に預託料を支払って利用者からレンタル料を受け取る仕組みだったが、同社は今年1月31日に「法人解散」を発表し、サービスを終了していた。
腕時計を預けていた顧客からの相談が各地の警察に相次ぎ、警視庁は2月以降、27件の被害届を受理。返還されていない腕時計はロレックスなど約70本(計約1億円相当)に上るという。
読売新聞オンライン
とまぁ、簡単に事件の問題についてまとめると、まず概要の最後でも触れたように貸出ししたはずの高級腕時計が、貸出ししているユーザーの元にいつまでも経ってこないのです。
また報酬についても未払い!
そして、貸出者の高級腕時計がオークションサイト内で販売されている事が判明し事件が浮き彫りに!
さらにこの問題は解決されずに1月末にサービスは停止し、既にトケマッチの代表である福原敬済容疑者は海外に逃亡しているとの事でした。
全てトケマッチの運営サイト側が行った犯行という訳ですが、これはいわゆる「ポンジ・スキーム詐欺」というやつになります。
★ポンジスキーム詐欺とは?
投資商品などを元に「利益のお金を何パーセントで支払う」などと出資者と名目上の契約を結び資金と出資者を集めるのですが、実際の話は全て噓でそのまま集めた資金を持ち逃げしてしまう事を言います。
またポンジスキーム詐欺の特徴として、すぐに資金を持ち逃げするのではなく、ある程度投資の運用などを実際に行っているかのように、出資者に思わせるため、最初の数ヶ月は実際に契約で結んだ利益を支払うのです。
そして「信用できる」と思い込ませ、さらに多額の出資金をつぎ込ませ、お金が貯まったところで逃げるのです。
今回の場合も、高級腕時計自体は最初しかしていなかったみたいですので仕組みとして完全にこのポンジ・スキーム詐欺になりますね!
で、高級腕時計が集まったところで全て売って逃げる…
もう最悪ですね!
トケマッチ|福原敬済 まとめ
ここまで簡単でありますが、トケマッチについて調査を進めて参りました。
やはり、高級腕時計などの高価なものを貸出しするには、かなりのリスクがあると思いますので、あまりこう言うサービス自体に参加する事はオススメできません!
それにしても容疑者である福原敬済は許せませんね!
早く罪を償って貰う為にめ、日本側から逃げている国に圧力を入れて頂きたいです。
ちなみに、福原敬済容疑者はドバイに逃げているとの事でした。