どうもこんにちは!管理人の前田春香です
今回はtescoという名前の副業について検証していきます
当ブログでは皆様が気になる副業の情報について検証を行っております。副業に注目が集まる一方で、詐欺が頻繁に行われております。
そういったことをなくすためにも、しっかりと正しい情報を受け取っていただければと思います。今回も徹底的に調査を行いますので参考にしていただければと思います。
tesco|稼げるのか
tescoというのはAmazonなどのECプラットフォームでのSEO対策費用で稼ぐことを目的とした副業とのことです。
稼ぐ方法としては
- 楽天やAmazonで商品を自動で購入
- 購入後自動でキャンセル
- これを何度も繰り返す
この仕組みで稼ぐことができるようになっているようです
ではなぜこれだけのことで稼げるのかというと”手数料”が発生するからですね
手数料が発生する仕組みとしては
Amazonで検索上位になりたい人がいる
検索上位になると、次々に商品を購入してもらうことができ、商品がたくさん売れるとそれだけ儲けられます。ですが、同業者がたくさんいて同じ商品を出しているとするとなかなか上位には表示されません
そこで重要になるのが”SEO”です。SEOの価値が上がると上位に表示されやすくなります。SEOを上げるにはたくさん商品を購入してもらっているという実績が必要です。そこで、たくさん購入してもらっているという実績をお金を出して買おうとします。
SEOの実績を売る
ここで出てくるのがTescoです。tescoに登録したあなたが、実際に商品を購入することで購入実績を売ることができるようになります。その際に買った時とキャンセルした時の手数料があなたの報酬としてチャリンチャリン入ってくるんです
購入商品の単価が高ければ高いほど手数料は大きくなりますので、入金額と購入回数が多ければ多いほど稼げるというわけですね
WinWin
結果的に出品者は上位表示され、たくさん商品が売れるようになり、あなたは手数料を受け取って安定的に稼げるという仕組みです
仕組み的にはかなりシンプルな稼ぎ方ですね
購入実績が欲しい出品者と、それを手伝いながらお金をもらうことができるというお互いがWinWinになれるというお話です
ですが個人的にはtescoはお勧めできません
自己責任
これは公式からも言われていることですが「完全に自己責任」です
これはどういうことかというと、Amazonや楽天などのプラットフォームでは以前から不正な取引に対してかなり厳格な姿勢を見せています。つまりは普通ではない取引というを監視しているということです
普通のアカウントであれば、たまに買い物をして、ごくごく稀にキャンセルや返品を行います。ですが、今回のビジネでは100回購入したら100回キャンセルするんですね
これって普通の取引と言えますか?明らかに監視対象ですね。
監視対象になると、最悪の場合アカウント凍結になります
z凍結になりやすい項目として「ユーザーが商品注文後にキャンセルを繰り返す」というのが実際に記載されています
凍結になるとIPアドレス、電話番号、氏名、住所などの個人情報が記録されます。この情報は消されることはありません。この情報とあなたの本当のアカウントが紐付けされると当然本物のアカウントも凍結対象です。これはあくまでもあり得る話というだけです。
ですがどのような結果になるのかは未知数ですので最悪のケースも考えられます
稼ぐには
実際に稼ぐとなるとどのようなことになるのか、気になるところですね
tescoは1日10分の作業量で稼ぐことができます
毎日60回購入とキャンセルすることで日利5~6%で稼ぐことができるそうです。単価が高いとその分稼げるという話です
ですがそれ以外にも稼ぎ方が存在します
それが「紹介制度」です
紹介制度とは紹介するとその分稼げるというものです。一部分を紹介すると
- Aが3人の紹介者(B)を作る
- Bが2人の紹介者(C)を作る
- Cが3人の紹介者(D)を作る
この時点でAの紹介者は27人になっています
簡単な説明としては下記のような図です
tescoでは毎日
- AはBの収益の16%を手にすることができ
- AはCの収益の8%を手にすることができ
- AはDの収益の4%を手にすることができる
という仕組みになっています
つまりは3階層までしか紹介していないので鼠講には当たりません。
ですが、この仕組みでは確実にマルチの商法だと言っても過言ではありません
また、投資ではないと言いつつも運営者が「投資は自己責任です」と言っていますから、限りなく投資に近いようなシステムだと言えます
消費者にはいいところしか言わないで勧誘していると思えるので怪しさがありますね
口コミがあてにならない
口コモを検索してみるとこのようなサイトばかりが目立ちます
内容としては稼げる内容ですよ〜ということ
どのサイトを見てみてもどれも同じ内容ですね
というか、全てのサイトが公式の勧誘文を丸パクリしたものです。つまりは実績がなくても記事にしている可能性があります。
これでは口コミや実体験の意味がありません
こう言ったサイトでは先ほど言った紹介制度(=アフィリエイト)を行なっています
アフィリエイトでは紹介制度とは別に報酬制度が用意されているので実績がなくてもとりあえずいい記事を書いて勧誘しているのでしょう
これらのことからいい口コミを書いて勧誘を行なっているサイトは危険だと判断できます
ここからは特商法と運営者について検証していきます
tesco|販売会社は?
ここまで、tescoのオファー内容について詳しく見てきました
ここからは、tescoが悪質かどうかをオファー内容・特定取引商法に基づく表記などから見ていきましょう
特商法というのは消費者の財産を守るためにある物で
インターネットで販売業をするにあたって必要不可欠な表示項目になっています
実際に行われている販売業が違法性があるかないかの信頼性にもつながります
ポイント
特定商取引法は、消費者トラブルを生じやすい特定の取引類型を対象に、トラブル防止のルールを定め、事業者による不公正な勧誘行為を取り締まることにより、消費者取引の公正を確保するための法律です
もし、特商法が書かれていない場合は詐欺に会う可能性が非常に高いので
全くもってお勧めできない商品ということになります。
今では、副業オファーやインターネット上での情報商材も多くなっていて
その全てが信頼できるかどうかは未知数になっています
このような状況の中で
優れた無料オファーかどうかを見極めるのは非常に困難であり
判断するには特商法の表記が非常に大事になっています 続きを見る今更聞けない「特定商取引法」とは?
tescoの特商法は?
特商法
会社名:Tesco
会社住所:22-21, Building A, Pan am Pyramid Building, California, USA.
特商法は以上のみとなっています
これでは全くもって不十分だと言えます
特商法には販売者名、電話番号、メールアドレス、投資にかかるリスク、返金制度などの様々な情報が必要です
ですがこれらの情報が一切ないです。これでは何かしらの問題が発生した際に対処できなくなってしまいます
住所はアメリカとなっていて実際に会社が存在しているのかどうかは確認できませんでした
tescoの返金方法
今回の副業案件に登録してしまった方、お金を払ってしまった方、クレジットの分割決済を実行してしまった方は、まず最初に返金申請を行います。
返金申請は特商法に記載の連絡先に行います。ですが、返金には応じられないとか高圧的な口調で話される可能性があり
最終的には泣き寝入りしかなくなります
ただし状況によっては別の方法で解決できる場合もあります
特商法に記載の連絡先に連絡した後は消費者センターにご連絡ください。
その際に
- 副業の案件名
- 相手の名前(会社名、個人名)
- 電話番号、住所
- いくら支払ったのか
- 支払った状況(電話で情報商材を購入したなど)
- LPに記載されている内容
- 実際の内容
を最低でもメモしておきましょう
最終的には消費者センターでも解決できません。ですのでここからは別の方法で解決を行います。
解決方法は一人一人に合った方法がありますので個別にご案内させていただきます。騙されたと思う方はLINEでお気軽にご連絡ください
すぐに個別対応させていただきます
tesco|検証結果
今回はtescoについて検証を行いました
結果は・・・
- リスクのある投資
- 紹介制度がメインの可能性がある
- 運営会社は海外にある
これらのことからリスクと判断できる点があるのでおすすめすることはできません。