管理人の前田はるかです。
今回はau Wowma(エーユーワウマ)が提供する副業案件について注目したいと思います!
先に本結論を申し挙げるとau Wowma(エーユーワウマ)では全く稼げないという事が分かりました。
ポンジ・スキームの詐欺案件である可能性が高く、むしろお金を取られてしまう可能性があることも判明したのです。
au Wowma(エーユーワウマ)で副業をしてしまうとどのような危険なことが起きてしまうのか、今回調査した内容をお伝えしていきます。
au Wowma(エーユーワウマ) 概要
まず概要ではau Wowma(エーユーワウマ)について理解して頂くため簡単に内容・仕組み等についてまとめてみました。
au Wowma(エーユーワウマ)とは?
Wowma!(エーユーワウマ)とは?
wowma!(ワウマ)とはショッピング通販サイトです。
運営会社は、KDDIとKDDIコマースフォワードになります。
さまざまなジャンルの商品が出品されています。
しかし、今回のau Wowma(エーユーワウマ)と上記wowma!(ワウマ)のものとは別物だと思ってください。
au Wowma(エーユーワウマ)の作業内容
では、au Wowma(エーユーワウマ)では具体的にどのような副業をすることになるのでしょうか?
- VIP1/勤務保証金:5千円 /任務20個につき720円のコミッション
- VIP2/勤務保証金:1万円 /任務20個につき1250円のコミッション
- VIP3/勤務保証金:3万円 /任務15個につき2500円のコミッション
- VIP4/勤務保証金:5万円 /任務15個につき4200円のコミッション
- VIP5/勤務保証金:10万円/任務10個につき1万円のコミッション
- VIP6/勤務保証金:30万円/任務10個につき3円のコミッション
残念ながら、作業の内容はまだよく分かっていません。
また、VIPの値が高いほど(勤務保証金の額が高いほど)、金額の回収も早くなるといった内容が記載されています。
この時点で疑問が残ります。
・なぜチャージ金額に応じて報酬が変化するのか
・作業の内容は何なのか?
ビジネスモデルの説明も見当たりません。
正直、不可解な点が多すぎるau Wowma(エーユーワウマ)。
さらに調査を進めてみました。
au Wowma(エーユーワウマ) 詳細
au Wowma(エーユーワウマ)について更に深掘りしてみました。
au Wowma(エーユーワウマ)はポンジ・スキーム!?
実際にau Wowma(エーユーワウマ)に登録して調査してみました。
※今回は実験的に登録していますが、電話番号の入力などもあるので、皆さんは簡単に登録しないようにしましょう。
登録すると、ログインが可能になりました!
こちらの画面から作業を始められるようです。
先程も述べましたが、この副業はそもそもお金を預けないと開始できないようなのです。
勤務保証金という名目の金を始めに支払うようなのですが、勤務保証金なんて言葉、聞いたことがありません。
勤務保証金の最低額は5,000円らしいので、最低5,000円は必要だということです。
さて、気になるのが、「ここで預けたお金って返ってくるの?」「報酬って出金できるの?」ということです。
調査の結果、おそらく出来ない可能性が高いということが分かっています。
というのも、au Wowma(エーユーワウマ)は、ポンジ・スキーム詐欺だという情報が出回っているからです。
ポンジスキーム詐欺とは
「出資してもらった資金を運用し、その利益を出資者に(配当金などとして)還元する」などと嘘を語り、実際には資金運用を行わず、後から参加する出資者から新たに集めたお金(の大半)を、以前からの出資者に向けて“配当金”などと偽って渡すことで、あたかも資金運用によって利益が生まれその利益を出資者に配当しているかのように装うもののこと。
例えば、今回報酬が発生したように見えても、それは作業によって生まれた報酬でなく、ユーザーの誰かがau Wowma(エーユーワウマ)にチャージ金額として支払ったお金という事になります。
このようなポンジスキームでは、必ずいつかユーザーへの報酬額の支払いができなくなるのが定めです。
ほぼ確実に、いつか「出金停止」となり、サイト自体が消える日が来ます。
いわゆる「運営者が飛ぶ」ということです。
特商法に基づく表記が存在しない!?(あり得ない!)
特定商取引法(特商法)というものをご存知ですか?
特定商取引法は、違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守るための法律です。
訪問販売や通信販売等の消費者トラブルを生じやすい取引類型を対象に、事業者が守るべきルールや、クーリング・オフ等の消費者を守るルール等を定めています。
つまり、金銭トラブルや契約で犯罪や詐欺に巻き込まれないためにも、私たち消費者は必ず特商法の表記を確認する必要があります。
ここで今回、au Wowma(エーユーワウマ)の特定商取引法の表記をチェックしてみました。
すると……
なんと、特定商取引法の表記自体が見当たりませんでした。
特定商取引法の表記が存在しない可能性が高いです。
「会社の問い合わせ先」「会社の住所」「責任者の氏名」などについて、何一つ情報が載っていないのです。
これでは、お金をトンズラし放題です笑
この時点で、au Wowma(エーユーワウマ)はほとんど信用が無いサービスと言ってしまって良いと思います。
Wowma(ワウマ)社は実在しない架空業者?
冒頭でも述べましたが、有名なKDDI社のWowma!(ワウマ)と、今回のau Wowma(エーユーワウマ)は別物なのです!
お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、信用を得るためにWowma!(ワウマ)の名前を利用しているのだと思われます。
案件名がau Wowma(エーユーワウマ)なのであからさまですね。
そこで、念のため会社名も確認しておきましょう。
会社名は、Wowmaでした。しかしこれも本当なのでしょうか?
念には念をということで、この会社が存在するのかを調べるため、国税庁のホームページで確認してみました。
Wowma(ワウマ)という会社はヒットしません!
だとすると、Wowma(ワウマ)は実在しない架空業者である可能性が非常に高いです。
有名なKDDIとは全く別物であることも分かりました。
こんな案件に登録してしまうのは、非常に危険です。
au Wowma(エーユーワウマ) まとめ
今回は、謎の副業au Wowma(エーユーワウマ)について調査してみました。
次のような明らかに怪しい点が見受けられました。
- au Wowma(エーユーワウマ)はポンジ・スキームらしい
- 特商法に基づく表記が存在しない!?(あり得ない!)
- Wowma(ワウマ)は実在しない架空業者?
簡単に申し上げると、au Wowma(エーユーワウマ)は稼ぐことはおろか、むしろお金を根こそぎ取られてしまう可能性があります。
ポンジスキームの詐欺に引っかかると、弁護士に相談してもどうにもならない事が多く、泣き寝入りするというケースがほとんどです。
ということで、au Wowma(エーユーワウマ)に登録する事はおすすめできません。