どうもこんにちは!管理人の前田春香です!
今回はエレクトリックキャッシュという仮想通貨の情報商材について検証していきます
当ブログでは皆様が気になる副業の情報について検証を行っております。副業に注目が集まる一方で、詐欺が頻繁に行われております。
そういったことをなくすためにも、しっかりと正しい情報を受け取っていただければと思います。今回も徹底的に調査を行いますので参考にしていただければと思います。
エレクトリックキャッシュ|稼げない
エレクトリックキャッシュというのはマイニングシティという会社が運営しているクラウドマイニングができる投資案件
2019年から一部の投資家の間で話題となり、2021年から本格的に事業を開始させている案件となります
最近では一般層への勧誘も行われていることから多くの方が参入している実績があります
ですがエレクトリックキャッシュはかなり危険な投資案件ですので全くお勧めはできません
今回は危険だと判断される点について詳しく検証していきます
エレクトリックキャッシュとは
エレクトリックキャッシュというのはビットコインなどの決済用の仮想通貨とは別の暗号資産です
ビットコインなどの仮想通貨は一般的にものを買う際に使用されます。つまりはお金です
エレクトリックキャッシュは購入用ではなく、あくまでも投資できる暗号資産。仮想通貨でよく聞くマイニングという手法を利用して資産を安定的に発掘するのが目的です
マイニングというのは、利用データなどの膨大な情報を端末の余っているリソースで行うことを指します。エレクトリックキャッシュはこのマイニングを目的として作られていて、他の暗号資産よりも圧倒的に稼げるとされています
参加方法
参加方法としては3種類存在します
①マイニングプラン
マイニングプランというのはエレクトリックキャッシュをマイニングすることができるプランです
これが一番多くの方がお薦めされるものですね
マインングプランは全部共通の1100日間となっていて、期間中は毎日報酬が受け取れます
参加プランが上のランクほど、バック金額が大きくなるイメージですが、実際の報酬金額については一切公表されていません
高レベルのランクほど稼げるということは、下のプランに行けば行くほど稼げないなんてこともあり得ます
つまりは上のランクが約80%の報酬を受け取れる場合、下位のランクでは全く稼げないということになります
毎日一定金額が入ってくる保証はありませんから、時には0.0000000001円なんていう報酬もあり得る可能性があります
②ステーキング報酬
マイニングシティのサイト内にて、独自通貨の「ビットコインボルト(BTCV)」をロック(動かせなくする)ことでロック数量に応じたステーキング報酬を受け取ることが出来ます。
ステーキング報酬額はロックした「ビットコインボルト(BTCV)」の数量と期間によって増加していく仕組み
・30日 ロック数の10%
・60日 ロック数の25%
・90日 ロック数の50%
ステーキングを始める際の最小投資金額は0.01BTCVが必要になるため、ステーキングを始める方はBTCVを用意しておく必要がありますね
③コインの購入
これは実際にコインを購入することを指します
実績
ということで実績はどうなのかということを検証していきましょう
エレクトリックキャッシュは2021年の2月15日に上場されました
当初は減ることもなく、極端に上がることもありませんでしたが、1ヶ月後くらいから価格が上がり始めました
ですがその後急落する結果となっています
これは先行組の投資家が一気に資産を売却したためです
当初は35ドルほどで上場し最高で62ドルまで上昇しています
ですが今現在では9ドル程度となっていて、最初と比べて4分の1程度の資産価値となっています
これでは稼げるはずの暗号資産とは到底言えません
ですが、この急落している間にもマイニング報酬や投資に対する報酬が支払われ続けています
これはどういうことかというとポンジスキームという詐欺を働いていた可能性があるということです
ポンジスキームというのは新規の投資家から受け取った投資金を、既に参加している投資家への報酬として支払うことを指します
つまりは自転車操業のような手法ということですね。このポンジスキームでは、実際にマイニングをしていないにも関わらず、投資家たちは稼げていると認識してしまうためさらに多くの投資をすることにつながります
ポンジスキームでは多くの場合でMLMのような鼠講の手法も取られていることから、多くの方が何も知らずに参加し続ける結果となり最終的には毎月莫大な資金が動く流れが出来上がります
ですが最初にも言ったようにポンジスキームは自転車操業ですので、何も生み出すことはありません
ポンジスキームの最後は運営会社が飛んで終わるということになります。つまりは投資資金は帰ってこない可能性があるということです
なぜこのポンジスキームの話が大事かというと、エレクトリックキャッシュの運営会社の株式会社マイニングシティは過去にマイニング詐欺を行っていた企業だからです
つまりは詐欺の過去がある会社が運営している投資案件なんですね
こう言ったことからもかなり怪しいと判断されます
エレクトリックキャッシュ|マイニングシティ
ここまで、エレクトリックキャッシュのオファー内容について詳しく見てきました
ここからは、エレクトリックキャッシュが悪質かどうかをオファー内容・特定取引商法に基づく表記などから見ていきましょう
特商法というのは消費者の財産を守るためにある物で
インターネットで販売業をするにあたって必要不可欠な表示項目になっています
実際に行われている販売業が違法性があるかないかの信頼性にもつながります
ポイント
特定商取引法は、消費者トラブルを生じやすい特定の取引類型を対象に、トラブル防止のルールを定め、事業者による不公正な勧誘行為を取り締まることにより、消費者取引の公正を確保するための法律です
もし、特商法が書かれていない場合は詐欺に会う可能性が非常に高いので
全くもってお勧めできない商品ということになります。
今では、副業オファーやインターネット上での情報商材も多くなっていて
その全てが信頼できるかどうかは未知数になっています
このような状況の中で
優れた無料オファーかどうかを見極めるのは非常に困難であり
判断するには特商法の表記が非常に大事になっています 続きを見る今更聞けない「特定商取引法」とは?
エレクトリックキャッシュの特商法は?
サービス名 | エレクトリックキャッシュ |
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通貨コード | ELCASH |
運営会社 | マイニングシティ |
運営責任者 | Gregory Rogowski |
という情報のみしか確認できません
ちなみに国税庁には登記されていませんので、日本の事業者ではありません。また、日本国内での金融ライセンスも持っていないことが確認できていますので正式な販売業者ではないと判断できます
これらのことからもどのような人物が実際に関わっているのかも判断できない案件となるのでかなり怪しいです
エレクトリックキャッシュ|検証結果
今回はエレクトリックキャッシュについて検証を行いました
結果は
これらのことからかなり怪しいですのでお勧めはできません
※当サイトは本案件に対して詐欺だと断定、もしくは引き留めはしていません。最終的にはご自身の判断に委ねられます。